ホストクラブの『締め日』とは？メリット・デメリットも合わせてご紹介！

ホストクラブの「締め日」とは、1ヶ月の売上げとナンバーが決まる、ホストにとって最も重要な日。

この日は普段から仲のいいホスト達もライバルとなり、店内は張り詰めた雰囲気になるのが特徴です。　

そして、締め日に行く際はメリット・デメリットなどをしっかりと理解しておく必要があります。

これらを理解しておくとホストクラブの「締め日」を誰よりも楽しめますよ！

この記事では上記を含め「締め日」とは何か、さらに使う金額なども合わせて徹底解説いたします。

締め日について詳しく知りたい人は必見です！

ホストクラブの締め日ってなに？

ホストクラブの「締め日」とは、その月の最終営業日のことで1ヶ月の売上げとナンバーが決定する重要な日。

ナンバー入りを狙うホストが、たくさんお金を使ってくれる「太客」をお店に呼んでオーダー合戦を繰り広げます。

お客様も担当のホストをナンバー入りさせるために、高額なボトルやシャンパンを入れて腕をふるうのです。

そこら中の卓でシャンパンが卸されるため、一晩中コールが鳴り響き、盛り上がりが止まりません！

ホストクラブのナンバーとは？

お店で高額を売り上げたホストの順位のこと。
安定してナンバー入りをすると、昇格のチャンスが与えられる可能性もあります。
またお店によっては、出勤前の掃除が免除される場合も！

ホストクラブの締め日に行くメリット4点！

売上げやナンバーが決まる締め日は多額のお金を使うイメージがあり、余裕がない人からすると訪れずらいですよね。

しかし締め日にはメリットがたくさんあり、普段では味わえない光景や雰囲気が体験できるんですよ。

ホストとの絆が深まる

締め日に訪れるお客様は、「担当ホストをNo,1にしたい」という思いが強いです。

自分のために尽くしてくれるお客様に対して、ホストも感謝の気持ちでいっぱいです。

ホスト自身もお客様のことを大切にしようと思うため、信頼関係が築けてより一層2人の仲が深まりますよ♪

ホストとお客さんの団結力を見れる

担当ホストをナンバー入りさせたい気持ちが強いため、お客様同士でバトルが始まる場合もあります。

ホスト自身もライバルより多くの売り上げを作るために、バチバチの戦いです。

高いボトルやシャンパンが卸されたら、他の卓ではさらに高額なお酒が卸されるなどの光景はあたりまえ。

ホストとお客様が団結したオーダー合戦は迫力があり、見てて楽しいですよ！

高額なお金を使うことでエースになれる可能性がある

締め日では、同じホストを指名している「被り客」に力の差を見せつけることもできます。

ホストにとって最もお金を使ってくれるお客様「エース」になれる可能性もあるでしょう。

実際に他のお客様にマウントを取って、優越感に浸る人はたくさんいます。

ホストと一緒にシャンパンコールが楽しめる

締め日はあちこちの卓で高いお酒が卸され、店内はとにかく大盛り上がり。

ホストと一緒にシャンパンコールを楽しむために、思い切ってシャンパンを卸すのもいいでしょう。

もちろん、締め日以外の日でもシャンパンコールを楽しめますよ！

ホストクラブの締め日に行くデメリット3点！

締め日にホストクラブへ行くのにはデメリットもあるため、しっかりと理解しておきましょう。

細客だと居心地が悪いと感じる

「細客」とはホストクラブに来てもあまりお金を使わない、売上げに貢献できないお客様のこと。

お店や人によって定義は異なりますが、使うお金が最低料金・来店頻度が少ないなどのお客様が細客だと考えられています。

締め日は普段から頻繁にホストクラブに通って大金を使う「太客」が大半を占めています。

そのため、細客にとっては居心地が悪いと感じる人もいます。

プレッシャーの圧がすごい

締め日では、売上げに貢献するために高額なお酒が卸されるため、プレッシャーになる可能性があります。

ただ多くのお金を使えない場合は、無理をして高いお酒を入れる必要はありません。

お金の負担を感じないために、事前にホストに使える金額を伝えるのもいいですね。

ホストのおねだりがヒートアップ

今日で売上げやナンバー入りが決まるとなったら、ホストも売上げを作るために普段以上におねだりをしてくるでしょう。

高額なお酒や、あまりにもしつこいおねだりに不快になる人もいます。

初めから使える金額をホストに伝えると、軽いおねだり程度になるかも。

初回でホストクラブの締め日に行っても大丈夫？

ホストクラブでは初回来店のお客様が安い値段で楽しみ、次回来店につなげるための「初回料金」のシステムがあります。

たとえ初回でも、締め日に来店して問題はありません。

しかし、お店側からしても締め日は稼ぎ時であり、1ヶ月で最も忙しい日。

お店によっては安い値段で楽しめる「初回来店」のお客様は、入店をお断りしているところもあります。

また、ホストは売上げを作るために太客やエースの接待に忙しいので、ゆっくりと過ごせません。

ホストとおしゃべりを楽しみたい人は、締め日以外に行くことをオススメします。

初回荒らしと思われる可能性がある！？

中にはリピートをする気もなく、様々なお店に行って安い料金で遊ぶことを目的とした「初回荒らし」をする人が少なくありません。

初回料金は正直売上げにつながらないため、締め日に初回荒らしが来ると悪い印象を与えます。

結果、ホストクラブに行きにくくなる可能性もあるでしょう。

ホストクラブの締め日に動く金額はどのくらい？

締め日ではどのくらいのお金が動くのか気になるところですが、使う金額は決まっていません。

太客・細客・初回来店に関わらず、お店に来て少しでもお金を使ってくれることをありがたいと思っています。

たとえ締め日であっても、無理をしてお金を使う必要はありません。

中には売り掛けで300万から600万使う人も！

「売掛」とは、現金の持ち合わせがない時に飲食代をホストが立て替えること。

お客様の中には「担当ホストをNO,1にしたい！」という強い思いから、売り掛けをする人もいます。

もちろん、売掛は後日ホストに返済する必要があり、もし返済できない場合にはホストの給料から引かれます。

お金を返済できない人は、売り掛けをおすすめしません。

ホストクラブの締め日についてよくある質問

ここでは、ホストクラブの締め日についてのよくある質問にお答えします。

ホストクラブの締め日って何日？

ほとんどのお店は月の最終日が締め日、1月であれば1月31日となります。
ただお店によって異なる場合もあるため、事前に確認しましょう。

なぜ締め日に呼ばれるの？

締め日に呼ぶのは売上に貢献してくれるお客様であり、誰でもいいというわけではありません。
普段からホストに尽くしてくれるお客様など、いい加減な気持ちで締め日に呼ぶことはありません。

締め日にアフターを誘っても大丈夫？

売上げを作ってナンバー入りを目指しているホストにとって、締め日は最も疲れる日。
お酒を飲むため体力も使いますし、ホスト同士の戦いやお客様の接待で、心身ともに疲れ切っています。
アフターに誘いたい気持ちを抑えて、ホストにはゆっくりと身体を休ませてあげましょう。

まとめ

ホストクラブの締め日とは、その月の最終営業日のこと。

売上やナンバー入りが決まる、ホストにとっては最も重要な日です。

そして締め日にはメリット・デメリットがあることを覚えておきましょう。

メリット・デメリットを忘れずにしっかりと理解すれば、締め日のホストクラブも気持ちよく楽しめるでしょう！