ホストが同伴をするメリットとは？料金、誘い方、おすすめのスポットまで解説！

「ホストの同伴ってなに？」「どこに行くのがおすすめ？」など疑問に思っていませんか？

ホストの同伴とは、ホストとお客様が店外でデートしてから、一緒にお店に入ることを指します。

お客様との信頼関係の構築にもつながり、給料アップには欠かせないシステムと言えるでしょう。

ただ、ホストになったばかりの人は、同伴にかかる料金の支払いなど、ルールを理解していないケースも少なくありません。

この記事では、同伴のメリットやデメリット・注意点と合わせて、同伴について知っておくべき内容やルールについて解説します。

ホストの同伴に関するよくある質問も紹介するので、ぜひ参考にしてね。

ホストの同伴とは？

ホストの同伴とは、その日の売上を確実に作るためにお客様を連れて出勤する手法です。

来店前に飲食店やカフェで過ごして、そのままお店へ向かう流れが一般的だよ！

同伴は、単なる来店促進ではなく、指名のお客様との関係を深める重要な時間として扱われます。

また、売上の確保やお客様との関係性を築くため、同伴はホストにとって欠かせない営業時間のひとつといえるでしょう。

アフターとの違い

同伴とアフターの大きな違いは、時間帯と目的にあります。

同伴とアフターの違いを以下にまとめました。

また、同伴は売上に直結するため店舗側も推奨しているのに対し、アフターはホスト個人の判断で行われるケースが多いです。

売上を確実に取りたいときは同伴、親密度を高めたいときはアフターを使い分けるのがポイントです。

状況やお客様のタイプに応じて、どちらを提案するか判断することで、指名やリピートにつながりやすくなります！

ホストが同伴をする4つのメリット

ホストが同伴をすると、主に以下の4つのメリットが得られます。

それぞれについて詳しく紹介していきます。

➀その日お店にお客様が来ることが確定する

同伴の1番のメリットは、お客様に必ず来店してもらえることです。

お店の営業時間外に接待する大変さはありますが、お客様に連絡して来店するまで待つ手間や時間が省けます。

間違いなくお店に誘導でき、指名数や売上が伸ばせる方法だね！

②お客様との信頼関係の強化につながる

同伴は、お客様にとってはお気に入りのホストと2人だけで過ごせる貴重な時間です。

独占欲が満たされるデートを行えれば、ホストへの好意も高まります。

お客様との距離が縮められて2人の関係がさらに深まり、売上に貢献してもらいやすくなるでしょう。

③出勤時間が遅くなる

ホストクラブでは、営業開始前にミーティングなどがあり、間に合わないと遅刻扱いになるのが一般的です。

ただ、同伴を行うことでペナルティから逃れられるため、遅刻しそうなホストが同伴を行い1～2時間遅れて出勤するケースもあります。

店前にお客様と待ち合わせて、一緒にお店に入る同伴「店前同伴」だね！

ただし、毎回店前同伴をお客様に頼んでしまうと、お客様との信頼関係が崩れる可能性があるため注意しましょう。

④給料アップにつながる

同伴すると、お客様に同伴料金がプラスされて請求されます。

お客様に請求された同伴料金のうち、1,000円～3,000円程度が給料として支払われるケースが多いです。

また、お店によっては同伴料金をホストに100%バックする場合もあるよ！

同伴は、給料アップのためにも欠かせない行為と言って良いでしょう。

ホストが同伴する際の注意点

同伴は売上アップや関係構築につながる一方で、対応を誤ると逆効果になることもあるため注意が必要です。

以下では、ホストが同伴時に抑えておくべきポイントをまとめました。

お客さんと一緒に入店する

同伴は、お客様と一緒に入店するのが基本です。

お客様と一緒に出勤することで同伴を行った証明になり、同伴バックの対象にもなります。

お客様は同伴料金がかかる

同伴では、お客様に同伴料金を支払ってもらう必要があります。

そのため、お客様によっては同伴を嫌がる点に注意しましょう。

別途料金は店舗によって異なり、相場としては2,000～5,000円程度が一般的です。

また、同伴とセット料金は別なため、誤解が生まれないように事前にしっかり説明しておくとトラブルの防止にもなります。

同伴中のお酒は控える

同伴は飲む場ではなく、お客様との信頼関係を深める時間です。

ここで飲みすぎてしまうと、お店での接客や売上に悪影響が出る可能性があるため注意が必要です。

同伴中は、節度を持って行動し、会話に集中することが重要！

同伴するお客様の選び方

同伴は時間と労力を使うため、誰とでも行けばいいというものではありません。

お客様同士のトラブルを避けるためにも、太客であるか、この先太客になる可能性があるかを判断基準に、どのお客様と同伴するかをしっかりと吟味しましょう。

以上のようなお客様は、今後売上に貢献してくれる可能性があります。

同伴にかかる料金はホストとお客様、どちらが払う？

同伴する上で、どちらが料金を支払うべきか、というのは決められていません。

しかし、同伴にかかる料金はホストが支払うことで、お客様からの好感度が上がりやすくなるためおすすめです。

お店でいつもお金を使ってくれることに対して、感謝の気持ちとして同伴時にかかる料金を負担することで、信頼関係も深められます。

とはいえ、駆け出しのホストの場合は、同伴にかかる料金すら支払えない場合も少なくありません。

その場合は遠慮せず、お客様と相談したうえでどうするか決めましょう。

ホストの同伴の形は3つ

ホストクラブの同伴には、目的やシチュエーションに応じてさまざまな形があります。

以下から、ホストが押さえておきたい代表的な3つの同伴の形について詳しく解説します。

店前同伴

店前同伴は、その名の通り、ホストクラブの前でお客様と待ち合わせて出勤することを言います。

ホストが遅刻しそうな時に、お客様に店前同伴を頼むケースが多いんだ！

営業前にデートをしない同伴なので、お客様にメリットはありませんが、ホストからしてみれば、わざわざデートの時間を取らなくてもお客様を店に呼べるというメリットがあります。

ただ、繰り返し店前同伴をすることで、お客様からの信頼関係が破綻してしまう可能性もあるので注意しましょう。

一般的な同伴

一般的な同伴は、店外でお客様とデートをした後にお店に行くことを指します。

お客様からすると、長時間ホストを独占できるのがメリットです。

ホストにとっての1番のメリットは、ご機嫌のお客様をお店に連れていけて、売上に貢献してもらいやすくなることだよ！

ちなみに、同伴は基本的に太客と行うものですが、細客を太客に育てるために、あえて同伴を行うケースもあります。

初回同伴

初回同伴とは、初めて来店されるお客様と一緒に出勤することを指します。

初回のお客様を確実に指名に繋げたい場合、初回同伴は非常に有効です。

SNS経由で初回来店を促す際も、同伴であれば指名扱いとしてカウントできる店舗が多くあります。

特に、初回は指名が付きづらい傾向にあるため、確実に指名をもらいたい場合は、初回同伴を提案してみるのがおすすめです。

ホストから同伴を誘う時はストレートに伝えよう！

お客様を同伴に誘う際には「同伴したい」とそのまま素直に伝えましょう。

効果的なタイミングとして、お客様が来店してくれた時や帰った後を狙うのがポイントです。

来店してくれたお礼の連絡をする際に同伴したいことを伝えて、その場で日程を決めてしまえばスムーズに進みます。

「もっと一緒に過ごしたいから」と付け加えれば、特別感があって喜んでもらえるよ！

「食事とカラオケとどっちがいい？」などと選択肢を与えると、お客様の希望や好きなことも理解できます。

【パターン別】同伴するときのおすすめスポット

同伴の過ごし方は、2人で相談したうえで決めれば問題ありません。

ただ、お客様のパターンによって、行くべきスポットを変えることも大切です。

どのようなエリアがおすすめなのか、お客様のパターン別に見ていきましょう。

初回同伴の場合

初回の同伴におすすめなのは、気軽に行けるエリアです。

行先に迷った場合には、定番スポットを選べば外すことはまずありません。

来店してもらうのが1番の目的なので、ホストクラブから遠すぎないところを選ぶのも大切です。

太客になってくれそうなお客様の場合

関係をより深めて太客に育てたいお客様には、普段は行くことがないエリアを選びましょう。

特別だと感じられるところを選ぶことで、心を開いてもらいやすくなります。

おもてなしの気持ちを充分に伝えることも、忘れてはいけません。

太客に感謝を伝えたい場合

常にサポートを受けている太客には、最上級のおもてなしができるエリアを選びましょう。

太客には、価値のあるスポットで、日頃の感謝の気持ちをしっかりと伝えましょう。

お客様が気になっているお店や場所を訪れて思い出作りをすれば、さらに深い信頼関係が築けます。

ホストの同伴に関するよくある質問4つ

ここでは、ホストの同伴に関する、よくある質問をまとめました。

それぞれ回答していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

➀指名客になったらすぐに同伴に誘うべき？

来店が約束されている同伴は、お客様によっては負担に感じる場合もあるため、お客様の状況も考慮しましょう。

無理に誘うのは禁物だよ。

お客様の様子を見つつ、ある程度親密になってから誘うのがおすすめです。

②お客様から同伴に誘われた場合、断ってもいい？

ホストの同伴は強制ではないので、断っても問題ありません。

ただ、同伴は、売上はもちろん、お客様との信頼関係の構築につながる行動です。

お客様にイヤな気持ちを与えないためにも、断った場合にはフォローを必ずしましょう。

③同伴は一般的に何時からいつまで？

ホストの同伴は時間の縛りはありません。

たとえば、お昼から、というケースもあれば前日からお泊りで…なんてこともあるよ！

どこに行くかも踏まえたうえで、2人で相談して決めましょう。

ただ、同伴時間が長すぎると、負担が大きくなる可能性があります。

1番の目的はお店に来店してもらうことなので、無理なく過ごせる計画を立てるのがおすすめです。

④同伴ではお酒は飲まない方がいい？

同判時にお酒を飲むか飲まないかは自由です。

ただ、同伴はお客様をもてなす行動なので、飲みすぎることは控えるようにしましょう。

お店で一緒に飲めば、売上アップにもつながるからおすすめ！

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まとめ

ホストの同伴は、お客様と店外でデートしてから出勤することです。

同伴には以下のようなメリットがあるため、この機会にぜひチャレンジしてみてくださいね。

なお、同伴する際には、お客様同士のトラブルを避けるためにも、誰と同伴するかをよく吟味し、人目を避ける移動手段を選びましょう。

また、デートするスポットは、お客様の好きなものから選ぶことも大切です。

料金の支払いに決まりがありませんが、ホストが負担すると好感度が上がるため、ぜひ試してみてください。

同伴でお客様との信頼関係を深めて、売上アップにつなげましょう。